ドーナツと誠意

たまには思い出したいことたち

野菜のピザ

いつものように土曜日に実家に帰って母親とヨガに行き、日曜に送ってもらう。

3日は自宅近くまでわたしが運転して、お昼にイタリアンのお店に入る。

 

店長ぽい人1人でまわしていて忙しいのか接客に棘があった。

 

ピザを頼む。母はパスタ。

スープとサラダとドリンクが付いたランチセット。

 

おばあちゃんとおじいちゃんのことを聞く。

「おばあちゃんたちってお母さんが子供の頃から仲悪かったの?」

『そうねー、おじいちゃんが好き勝手しておばあちゃんが何も言わずにずっと耐えてる感じだった。お母さんはおばあちゃんのこと、可哀想だなーっていう目で見てた。』

「ふぅん…」

 

 

わたしが知っているおじいちゃんのイメージ通り、昔からそうだったらしい。

自分1人だけ好き勝手遊んで家族はぞんざいに扱う。

自分が家の中で一番偉いという態度。

おばあちゃんは(少なくとも自分の子供の前では)文句を言わずひたすら耐え続ける。

おじいちゃんの愛人のような人から無言電話がかかってきたこともあるという。

話を聞きながらこれは前にも聞いたかもとなんとなく思った。

 

お父さんは養子なのでもともと肩身がせまい上に、おじいちゃんにはいろいろ文句を言われてきて、精神的苦痛から朝起きられなくなったり忘れ物を頻発させたり、あげく酒によって事故を起こして、(お母さんはそのとき初めてお父さんと喧嘩したらしい)