ドーナツと誠意

たまには思い出したいことたち

そんなこと言ったって

台風がどうやら本格的に直撃しそうで怖い。にも関わらず休みにならなかった明日に備えて早く寝支度しないといけないのに、日記書いてる。

 

やっぱり仕事中、そんなに忙しくないときは本当にいろんな考え事をしてしまう。締め日やらで多少することの多い日は、比較的淡々と過ごせる。

考え事の際、何かにつけて浮かんでくる映画の台詞がある。アフタースクールの「お前がつまらないのはお前のせいだ」というのと、図書館戦争の「正論は正しい。だが正論を武器にする奴は正しくない」というもの。楽しく生きられていないことを思う時、理不尽について考えている時、最近必ず出てきて自分のなかに居る"立派さ"の仮面をつけた人が、斜め上からその言葉をふりかけてくる。その度にうあああとなってまたぐるぐる苦しくなっていく。

そんなこと言ったってしょうがないじゃないかとそのまんま発音したくなる。情けない。

 

もうひとつ、最近思い出してよく分かるなあと感じた台詞が、メゾンドヒミコの「欲望が欲しいんだよ、何でもいいんだよ」。

わたしはこのシーンの前後の言葉からも、"愛する人の死が迫っている恐怖をとにかく搔き消したい衝動"によるものだと受け取っていて、今自分が、動画や映画や本や音楽やと、とにかく何かしらの情報を常に入れ込もうとしているような状況の要因が、何か自分のなかの不穏なものを誤魔化したいからなんだろうなと、ああきっとこういう感覚か、と最近ふと気付いた。

 

そうやってずっと頭にこびりつく言葉には、今は苦しめられたりすることが多い。

そういう時期だろ、ぐらいでいるけど。